令和2年(2020年)のIT導入補助金の動向を解説!

2020年1月29日IT導入補助金IT, ITツール紹介, IT導入補助金, Webプロモーション, システム投資, 業務改善, 生産性向上, 補助金, 補助金2020, 補助金申請, 設備投資

令和2年(2020年)に公募が確実となった、中小企業が活用するにあたって利用しやすい補助金の代表である「サービス等生産性向上IT導入支援事業(通称:IT導入補助金)の情報を、随時更新していきます。

この記事は、こんな疑問や悩みを解決するヒントが欲しい方に適しています。

  • 2020年のIT導入補助金の動向について知りたい
  • システムの導入予定があるので、補助金を活用したい

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(2020/1/29 時点)令和2年(2020年)のIT導入補助金の状況を解説!

国からの運営委託をうけている中小機構(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)が、2020/1/20に事務局の公募を行っています。

こちらに記載されている公募要領から、ある程度の情報が分かるので解説していきます。

参考となるサイトをチェック

IT導入補助金の申請公募開始までのスケジュール見通し

IT導入補助金の公募までのスケジュールは、例年と同様であるという前提で以下のような流れになります。

1
補助金の事務局運営業務の公募

中小機構から2020/1/20に公募が開始されました。
事務局の公募期間は2/14までとなっております。

2
事務局運営業務の採択結果発表

審査結果の発表日時は明確にされていませんが、数週間程度で発表されると思われます。

3
IT導入支援事業者の公募

IT導入補助金の対象となるツールのベンダーや販売代理店など、導入支援を行う事業者の公募が実施されます。2019年とほぼ同様のスキームであることから昨年より公募の開始が早まるとすれば、事務局決定から数週間後の3月中に開始するのでは、と予想します。

4
IT導入支援事業者のツール登録・審査

補助金の対象となるITツールは事前審査・登録制のため、登録審査期間が設けられます。
IT導入支援事業者の登録と同時期に実施されます。

5
補助金の申請公募開始

IT導入支援事業者、及び、登録ツールがある程度審査を完了した段階で、第一回の公募が開始されるでしょう。2019年を踏まえたスケジュールとしては、GW明け頃に公募開始が目安になってくるかもしれません。

IT導入補助金の申請について過去と異なるポイントを紹介

全体で3万者程度の採択を見込む(年間8千~1万者程度か?)

採択件数自体は、ものづくり補助金とほぼ同程度を想定しているようです。
ものづくり補助金よりも補助額が小さいことから、比較的小さい投資でも対象とできるのがメリットです。

平均して4か月ごと程度に採択を発表

ものづくり補助金は3カ月程度ごと、小規模事業者持続化補助金は3~6か月程度ごと、と記述されていますが、それぞれ若干の違いがあるのが気になるところです。

IT導入支援事業者の公募は当然2020年も実施される

以下の記載があります。まずはIT導入支援事業者の公募が3月頃を目途に実施されることになるでしょうね。

「IT導入支援事業者が提供するITツール(ソフトウェア、サービス等。以下同じ。)等の選定を含め、できるだけ早期に公募を行うものとし、その後、常時、中小企業・小規模事業者等からの交付申請を受け付けることとする」

加点は経営力向上計画と満60歳以上の承継、賃金上昇など

経営力向上計画は申請書類のボリュームが少なく取りやすいですが、個人的な見解としては初めての申請なら無理に加点狙いで取りに行かなくてもいいかな、と考えています。理由は以下の3点があります。

  • 持続化補助金の定番の投資ネタであるホームページ制作や販促では、経営力向上計画の趣旨に合わない
  • 過去数年に渡って実施されていることから、初めての申請となる事業者は相対的に減ってきており、初申請は通りやすくなっている
  • 通年での募集となることから、申請内容の相対的な評価の程度は薄れて絶対評価に近づくことが予想される

今回から大きな変化となって表れる通年での募集は、その仕組み上、年間での採択実施回数が多ければその分前半に出せば通りやすくなる可能性が高いでしょう。上述の採択発表が3か月後ととなれば、早ければ早いほど有利になると思われます。

なお、加点項目の記載は、以下となっています。

1 3年間、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させる計画を有し、従業員に表明していること。
(被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業・小規模事業者等が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合は、年率平均1%以上増加させる計画)
2 3年間、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準とする計画を有し、従業員に表明していること。
※加点要件は追加の可能性あり。

過去の実績を踏まえれば、おもてなし認証やセキュリティアクションなど、他の加点要素が追加される可能性があるでしょう。

募集類型は、昨年同様にA類型とB類型の二種類です。
補助額も同様であることから、昨年とスキームはほぼ同じであることが推測されます

対象経費の区分補助上限額(補助下限額)補助率
1.A類型 ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等150万円 (30万円)2分の1
2.B類型 ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等450万円 (150万円)2分の1

IT導入補助金の申請を見据えて今から準備しておきたい事項を紹介

今から準備しておくことで、応募時期に慌てなくて済むものがあります。
可能であれば、今から準備を進めておきましょう。

補助金電子申請システムJグランツの登録(となる可能性が高い)

2020年の補助金から、電子申請システムJグランツの利用が必要となる可能性が高いです。

もともとIT導入補助金は電子申請のシステムが確立されていましたので、Jグランツを利用する必要性は小さいのですが、Jグランツの対象補助金27種類に「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の記載があることから、Jグランツを利用した電子申請に変わる可能性が高いです。

ただ、こちらの登録までに2週間程度要することになりますので、今から実施しておくことが推奨されます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

自社製品(ITツール)を補助金の対象にしたい場合は?IT導入支援事業者への登録についての準備

こちらは、IT導入支援事業者向けの説明会の開催がほぼ確実視されますので、まずはこちらの情報が出るのを待ちましょう。

おすすめは、Facebookページをフォローしておくことです。
IT導入補助金のFacebookページは更新頻度も高く情報鮮度も良いので、最新の情報を追っかけるのに適しています。

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