ものづくり補助金の公募が確定!予想される開始時期は・・・

2019年1月10日ものづくり補助金FYSコンサルティング,補助金2019,補助金申請,製造業,設備投資

こんにちは、中小企業の補助金の活用サポートも行っている中小企業診断士の高仲です。

毎年人気の補助金、ものづくり補助金
(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業)
の公募が間もなく開始される見通しです。

現在は、事務局(運営側)の公募がされており、その公募要綱から今回のものづくり補助金の概要をうかがい知ることができます。

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今回の補助金の規模は?

予算:800億円
採択見込み件数:10000件

とされています。
ちなみに、昨年の予定件数が予算1000億円、採択見込み件数10000件でした。

今回の補助金の難易度は?

予算が削減されていますが、見込み件数は同等であることから、そこまで差はない結果となるでしょうか。

ただし、昨年は私の体感ですが近年の中でも非常に通りやすかったと感じています。
(採択率も高め)

ものづくり補助金は、過去に採択履歴がある企業よりも新規に応募した企業の方が採択されやすくなる補正があります。
従って、昨季に採択されていない企業は、今年は同程度の採択チャンスがあると考えるとぜひ応募したいですね。

気になる公募の開始時期は?

事務局が決定してから、公募が始まります。
例年であれば、事務局決定後から数週間後の2月上旬~中旬頃でしょうか。

ただし、気になる記述があります。

この一文をみるに、1月中の公募開始も充分にありえることになります。

いまから、急ぎ準備をしておきましょう。

準備って何をすればいい?

1.加点要素となる認定の取得

 ・先端設備等導入計画の認定
 ・経営革新計画の認定
があります。特に、先端設備等導入計画は可能であればぜひ検討を進めておきたいですね。

2.投資計画の検討と調整

 ・投資計画の立案
 ・購入設備の見積取得、及び、実施期間内の導入が可能であるかの調整
 ・投資金の金融機関からの借入の調整

自己資金で設備を買うことが可能であっても、状況次第ではありますが、金融機関から投資資金を借り入れることを検討しておくのが良いでしょう。

審査側は、金融機関からの借入の計画があるかどうかで、準備をちゃんとしているかどうか、という点を確認することも多くあります。

以上になります。

金額が大きいだけに申請も負担が多い補助金ですが、その分経営にインパクトを与えることができます。

ぜひ、有効活用して企業の成長につなげて下さい。

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