中小機構のオンラインチャット経営相談システム「E-SODAN ~いつでも経営相談室~」が公開されました

2019年4月4日IT活用支援AIチャットボット,システム開発支援事例,中小機構

1年以上の長きにわたって関与してきましたプロジェクトが、先月3月15日に公開されました。絶賛プロモーション活動中なので、記事で紹介したいと思います。

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国の機関が開発したAIチャットボット『E-SODAN ~どこでも経営相談~』

スーパー真面目に(笑)開発しました。
某チャットボットのマモル君よりも、さらにスーパー真面目に開発しています。

E-SODANはどんなシステム?

中小機構(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)が提供する、チャット機能を用いた経営相談ができるシステムです。

インターネットブラウザー(ChromeやIEなど)で該当ページを開くことで、利用することができます。

AI(人工知能)を搭載し、自動で24時間365日質問に答えるAIチャットボット機能と、平日10時~17時の間で専門家にチャット経営相談ができる有人チャット機能を兼ね備えています。

チャット経営相談システムの利用の流れ

まずは、下記のリンク先にあるランディングページ(LP)に記載されている内容を確認しましょう。

ここで注意して確認したいポイントが一つあります。
それは、「個人情報は入力しちゃダメよ」という点です。

前提として、このチャットボットシステム/有人チャットシステムは、経営者個々の具体的な情報に回答するようには開発されていません。
基本的には、多くの企業/個人事業主に共通して活用できるセオリーやノウハウ・制度情報を提供することがメインの役割になっています。

個人情報/会社の具体的な情報を入力されても期待する回答は余りお答えできないでしょう。

さて、ランディングページに一通り目を通したら、ページ上にあるリンクボタンをくりっくしましょう。すると、チャットが始まります。

開始すると、まずはAIチャットボットのこーめい1号君が対応してくれます。
チャットボット(自動で応答するシステム)なので、どんな質問を入れても問題ないよ!

質問を入れる。お金が欲しい。だれかお金ください。

ちゃんと返してくれるかは、あなたの入力次第。
良い回答だったら「いいね!」を、いまいちだったら「改善点」をフィードバックしてね!

なぜこのシステムが提供された?

中小機構は、中小企業や小規模企業、個人事業主の方の悩みの解決を支援する仕組みを持っています。

  • 電話相談
  • E-mail 相談
  • 対面での窓口相談

今回新たに、インターネットブラウザを介したオンラインチャットシステムでの相談を受ける機能を公開しました。

一般的な、セオリーがあるような質問にはロボットのこーめい君が答えて、個々の企業ごとの個別具体的な質問はチャットシステムにより専門家が対応する、という設計になっています。

AIチャットボットの優位性という観点では、

  • 24時間いつでも対応できる
  • 同時に多数の対応ができる
  • 準備された回答で済む質問ならば、ロボットで捌ける

なので、前捌きのフィルタ的な役割が期待されている、ということになります。

どんな人が使うのをおすすめ?

想定される利用者は社長や次期後継者などですが、一般社会人でも学生でも参考になる情報はあると思います。

現状は、支援者側(専門家や各支援機関の相談員など)の利用が多いですが、もっと色々な方に利用してもらいたいですね。

どんな時に使うのがおすすめ?

周囲の人には相談しにくいけど、いきなり電話を掛けたり窓口相談に行くのはちょっと…という方

日々の業務から離れられないので、ちょっとPCを介して質問ができればいいな…という方

是非、利用してみてください。

現在の搭載Q&Aは、売上拡大の視点が多くなっています。
売上の獲得に悩む方にもおすすめです。

そんな感じで

ぜひ、こーめい君をよろしくお願いします。

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