IT活用の現状と課題を知ることができる専門家派遣を活用しよう!【中小機構 IT経営簡易診断】

2020年3月5日IT活用支援IT, ITツール紹介, 中小機構, 専門家派遣, 業務改善, 生産性向上, 経営相談

中小機構 中小企業支援アドバイザーも務めている中小企業診断士/ITコンサルタントの高仲です。IT診断士と名乗りながらも、本ブログでは余りIT関連を発信していないなぁと反省しながら、本記事を執筆しています。

2020年4月から募集が開始される見通しの支援制度の一つを紹介します。

この記事は、こんな疑問や悩みを解決するヒントが欲しい方に適しています。

  • ITを活用できてない課題意識があるが、どうすればいいか分からない
  • 低コストで使えるITシステムを提案して欲しい

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IT活用の状況を専門家が確認・提案してくれる支援制度「IT経営簡易診断」とは

IT経営簡易診断の概要を解説

無料でITに知見のある専門家が3回訪問してくれて、現状分析と、経営課題に即したITシステムを提案してくれる、素晴らしい支援制度です。

無料でこんなことまでやってくれるの!と驚くこと間違いないでしょう

本制度の概要は、以下の図のようになっています。

中小機構 IT経営簡易診断の解説資料
中小機構 IT経営簡易診断の解説資料より引用

こちらは、生産性革命推進事業のページにリンクされています。
2020年4月から募集される見通しですので、検討すると良いと思いますよ!

IT経営簡易診断って、実際、どんな感じになるの?

というのを、こちらの資料から分かる範囲で解説します。

3回の訪問の内容は?

3回も訪問にきて、いったい何やるの?と思われるかもしれません。
記載内容から、以下のようになるでしょう。

1
初回の訪問

ヒヤリングを中心に実施します。特に、IT活用の現状に終始するものではなく、事業の経営状況から全般的にヒヤリングをします。
これは、IT活用そのものが目的ではなくIT活用自体はあくまで経営課題を達成するための手段の一つであって、経営をよくすることが最も重要だという位置づけからです。

2
2回目の訪問

初回の訪問で経営課題や業務課題をある程度つかんだ状態で、IT活用を踏まえた改善ポイントのディスカッションを中心に実施します。より業務に直結した部分のヒヤリングや議論が主となるでしょう。

3
3回目の訪問

専門家が作成したITシステムの提案書の報告を聞き、質疑応答を行います。恐らくいくつかのITシステムが提案されますが、それの実行支援までは実施されません

3回目の提案・報告を聞いて、やるもやらないもあなた次第ですよ、ということになります。まあ、実際のシステム導入を支援しようとすると3回じゃきかないですから、これは仕方ないでしょうね。

また、ポイントとなる点の一つに、特に「フロント業務」「バックオフィス業務」について課題がある事業者が対象という部分です。

この記述が意味することは、業種業態に応じて異なる現場業務に直結する部分のシステムの提案は範囲外ですよ、となります。これは、いわゆる基幹システムの提案はしません、ということですね。
実際、基幹システムの提案は2回の訪問でできるものではありませんので、これも仕方ない部分といえます。

IT経営簡易診断はどんな企業が対象?うちでも申請できる?

フロント業務とバックオフィス業務のIT活用・効率化が遅れている事業者であれば、対象となります。具体的には、以下のような状況であれば申請してみると良いでしょう。

  • ホームページがない、あるけど何年も前に作った古ぼったいサイトしかない
  • POSレジじゃなくてメカレジを使っている
  • 勤怠の管理に、紙のタイムカードを使っている
  • 給与計算は手計算、会計処理は税理士任せ
  • クラウドサービスと言われても何を使えばいいか分からない

個人事業規模から、小さめの中小企業向けでしょうかね。
IT専任者がいないか、いてもそこまで詳しくない担当者止まりの事業者におすすめです。


無料で色々と相談できる公的支援機関はいくつかありますが、使いようによっては大きな価値を生じてくれるでしょう。
支援制度の活用、ぜひ色々と模索してみてくださいね。

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